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2012年 06月 22日
いよいよ、審査の日
緊張はしてましたが 昨日、実際に先生たちに会って、話をしたので 気持ちは、だいーぶ、楽になってました。 実は、ずっと大先生を、すっごい怖い人だと思っていて (実際、メールでやり取りしたときは、ものすごい怖い感じだった) 会ったら、とても、穏やかで、にこやかで、やさしい、おばあちゃんだったので すごく安心しました。 元家庭教師先のマダムが、休暇をとって、審査を見に来てくれます。 車で送ってくれたので、助かりました。 しかも、すごく、緊張して、ちゃんと、前に、 うちから、大学まで試走してくれたみたいです。 これは、とてもありがたかったです。 両親と、ハゲのクロネコ部長、私、それから、マダムの5人で 大学に到着。 いろいろ、セッティングをします。 部屋の椅子の配置を少しかえたり 私は、ビデオの準備をしたり。 それも、すぐに終わりました。 手伝ってくれるっていってた友達が来る前に もう、終わってた。 そしたら、日本人の女の子が、来てくれました。 まりえさんは、言語学科のFLEのマスターの生徒で そういう日本人がいるっていうのは、知っていたのですが 会う機会がなかったのです。 でも、彼女は、わざわざ、私の審査を見に来てくれたので 嬉しかったです。フランス語のわからないママに 少し説明してくれていたみたいです。 審査前なので、超緊張 準備オーケーです。 少しずつ、友達とか、先生とかが、来てくれる。 それで、先生たちが登場です。 まず、司会をしてくれる、ゴーダン先生が、小声で 「教祖、今日は、時間がすごく厳しい。 一人の先生が、電車に乗らないといけないから もう、質問も最低限、答えも、簡潔にという感じで行くぞ」といいました。 ゴーダン先生は、いつも、フランス人時間で 始まるのも15分遅れ、途中の休息は、たっぷりとって 最後も、だらーんとするのが、大好きな人なんですが その先生が、「時間がきつい」というのだから それはそれは、きついのです。 もともと、この審査を開くのには、いくつもいくつも試練があって 午前中になったのも、その先生が、今日中に移動しないといけないからなので わかっていましたが、それにしても、思ったよりも、時間がタイト。 逆に、私にとっては、それは、すごくよかったです。 私は、べらべらおもしろい話を交えながら、トークするタイプではないし 時間も3時間くらいで、体力が尽きたので むしろ、タイトにまとまってくれて、好都合でした。 審査が始まります。 こんな感じです。 私vs先生たち まず、私が、20分くらいで、パワポを使って、 自分の論文の要旨を説明。 その後、先生たちが、30分くらいずつ、 講評をして、質疑応答です。 いろいろ聞かれたり、 まちがいを指摘されたり、 重要なリファレンスが抜けてるじゃないかとか言われたり まあ、そんな感じです。 全ての論文は、完璧ではないですから 抜けているものはしょうがない それでも、自分なりに、どうして、この選択肢になったのか どういう目的を目指していたのか と、自分の論文を弁護していきます。 私が、今まで、出席した審査では もう、はじめから、トレビヤーン、でなごやかで、 なあなあの雰囲気というような、理想の審査というのに 何回か、出席したことがあるんですが (こういうときは、もう、最初から、高評価なのが予想できる) 私の審査は、それほど、なあなあな感じではありませんでした。 でも、べつに、とげとげしい感じでもありませんでした (たまに、出席していて、辛くなる、とげとげしい審査というのがあって やっぱり、評価は、とげとげしい評価になる) 真剣な、ディスカッションという感じでした。 全体的にはいい雰囲気でしたけれど。 だから、自分では、まあ、「普通」な評価だろうなという感触でした。 見に来ていた人は、出たり入ったりしていて (みんな、試験の監督があって、途中ででてって もどってきたりしてくれていました) そんなに大勢ではなかったけれど いつでも、それなりに、聞いていてくれる人たちがいて 嬉しかったです。 なにせ、もしかして、うちの家族と、家庭教師先のママンだけかも? くらいに思っていたから(笑) ハゲのクロネコ部長は、途中で、ケータリング寿司を受け取りに行って なかなかこなくて、かなり、やきもきしたらしいですが 結局、無事に、ゲットできて 万事うまくいきました。 時間配分も、打ち合わせどおり、ばっちり。 一通り、講評が終わると、先生たちだけが部屋に残り 私と、他の人は、全員廊下に出されます。 中で、審査の結果を相談するのです。 私は、きっと、この、結果を言い渡される前の廊下タイムは 緊張するだろうなあと、思っていたのですが 実際には、ディスカッションで、「やりきった」感があって 自分なりに、全力を尽くしたので なんだか、それなりに満足していて 結果は、どうでもいいや、くらいにリラックスしていて 自分でも驚きました。 これは、ちょっと、マラソンをやっていたおかげかもしれません。 もちろん、結果がどうでもいいやというのは、言い過ぎなんだけど でも、どういう結果が出ても 自分で納得できるだろうなという感じでした。 で、わりと、すぐに呼ばれて(時間がないからw) 厳粛に、結果が言い渡されます。 「おおねこ教祖に、ドクターを授与します」 というような感じで、評価をいただきました。 詳しくは書きませんが 私の予想を裏切って 私にしては、本当に、上出来の、出来過ぎ君の評価をいただきました。 もちろん、嬉しかったんですが それよりも、なんだか、 終わってほっとした、というのが、一番だったかな。 一応、みんなで、写真を撮って 急ぎの先生は、帰ってしまわれました。 でも、二人の先生は、残れるとのことだったので 言語学ラボに行って、簡単な、立食パーティ。 シャンペンで乾杯して ハゲのクロネコ部長が苦労してゲットしてくれた 寿司も好評で うちのママが、一生懸命探してくれた、華やかな羊羹も すごく、うけてました。 寿司は、大人気で、近寄って写真が撮れなかったくらい。 なので、しょぼいアングルしかないですが、雰囲気だけw 一通り、先生方と話をして、 みんなとも、話が出来て、 小規模だったけれど、暖かい会になって、すごくよかったです。 友達には、たくさん、たくさん、祝福してもらって 私も、みんなと一緒に頑張ってきたし嬉しかった。 とくに、クリスティナが、最後のころに来てくれて (といっても、彼女は、影で準備を手伝ってくれて 審査も、何度も、時間が空いたときに、見に来てくれていた) 心をこめて、彼女を泣かすことに成功したので、私は大満足でした もちろん、私のクリスティナへの愛で泣かせたんですけどね。 これは、また、機会があったら、べつに書こうと思います。 私が審査を終えて、一番、一番、喜んでくれたのも彼女です。 クリスティナは、最初から、ずっとずっと一緒だったし 私の苦労も全部知ってるしね。 とにかく、彼女とこの喜びを分かち合えて、本当によかった。 指導教授は、駅まで先生を送ってから、また、戻ってきたので 少しお話できました。 彼も、もちろん、心のそこから、私が最後までいけたのを喜んでくださいました。 「途中で、だめかと思ったときもありましたからね」と、笑ってました。 たぶん、私がトツで倒れたときのことじゃないかと思います。 さらに、今回、この審査にこぎつけるまでに 本当に、本当に、大変で 「昨日、僕は、分刻みのスケジュールで、全部書き出して とにかく、終わってよかった」といいながら 自分のメモを出して見せてくれました。 きっと、「すっごい調整が面倒だった審査があったなあ」と 私のことを思い出してくれるのではないでしょうか(笑) 司会してくれた、仲良しのゴーダン先生は 「教祖!、おまえ、まず、フランス語の数を、ちゃんと言えるようになれ! 『アン・ドゥー・トロワ』って、数えるんだぞ 『甘い』じゃないぞ!」って、げらげら笑ってました。 カタカナでは、表せないんだけど 「2(deux)」じゃなくて、私の発音だと「甘い(doux)」になっちゃうんです。 審査に来てくださった、外部の二人の先生とも お話が出来たし 本当に、楽しかったです。 大先生は、すごく優しい人でした。 それから、あまり、両親の相手をしなかったんだけれど パパもママも、けっこうそれなりに楽しんでいたみたいなので フランスに呼んでよかったなと思いました。 先生たちは、その後、お昼ご飯を食べにレストランに行き 私たちは、少し残って、 最後は、全部、片付けて、 また、元家庭教師先のママンが車で送ってくれて帰りました。 これで、私の長かった学生生活は終わりです。 とにかく、ほっとしました。 これで、引退して、普通のおばさんに戻ります。 審査の後、先生たちと撮った記念写真。 カメラマンが3人くらいいたので みんな、目線が、あっちゃこっちゃになってますが いい記念になりました。
by shironekoeuro
| 2012-06-22 05:50
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